カンボジアの子ども達の未来を開く!
2018年の活動第一弾として、カンボジアの農村へ支援に行って来ました!!
ところで皆さんは、カンボジアがどんな国なのか知っていますか?
人口は1500万人。首都プノンペンでは高級車が走りイオンモールがオープンするなど、経済成長の真っ只中です。
そんな中で、プノンペンから車でたった2~3時間移動すれば、電気もガスも水道も通っていない農村があります。
UEが長年支援をしている「プレイクラン村」もそんな貧困地域で、ベトナムの国境近くにあり、ベトナム戦争で大きな被害を受けてしまったカンボジアの中でも最も貧しい村のひとつです。
みなさんの家にも水道はありますよね?蛇口をひねれば、いつも変わらず水が出ますよね?おそらく、多くの日本人が生まれた時から水を飲めることが当たり前になっていると思います。
プレイクラン村の家庭には、水道が通っていなくて蛇口もありません。家の敷地内に井戸も無く、多くの人たちが水を飲むために300m以上離れた場所まで水を汲みに行っています。
今回、井戸を支援させていただいたのは29歳のお母さんと5歳と1歳のかわいい娘さんの3人で生活をしている家庭です。
お母さんは畑仕事をしながら毎日300m先の水汲み場まで2~3時間をかけてバケツに8杯の水を汲みに行っています。
収入も少なく、家の田んぼでつくったお米を食べながら生活をしています。ほぼ毎日、お米しか食べないと言っていました。
ぜひ、想像してください。
みなさんの家から300メートルの場所は、どの辺りですか?僕はGoogleマップで自宅からの距離を調べたら、近くのコンビニよりも遠くて驚きました。。。
その場所まで、毎日赤ちゃんを背負って何度も水を汲みに行くんです。
今の生活がどれだけ有り難く、自分たちに出来ることがどれだけ溢れているか・・・。全世界70億人の中で日本人は貴族だと思います。出来ることはたくさんあります!
井戸を支援してくださった石川県のコマニー㈱さん、愛知県のイノチオホールディングス㈱さん、本当にありがとうございました!
さらに今回は、プレイクラン村に初めて「図書館」を建設しました!!
村には図書館が無いので、多くのこども達は「クメール語」と「算数」しか勉強ができません。そのため、将来の夢が「学校の先生」か「お医者さん」か「警察官」がほとんど。他の職業を知らないんですね。
可能性に溢れたこども達に、もっとたくさんの夢を描いて欲しい!絵本や図鑑、物語の本を読んで、世界を広げて欲しい!
そんな思いで、図書館をつくりました。
特にUEとしては、人に優しくすることや物を大切にすること、思いやりを持つことなど、人として大切な考え方を学んでもらうための童話などを集めて寄付をしています。
この図書館をつくってくれたのは、コマニー㈱の皆さんです。
コマニーさんでは社内で募金活動を続けて、たった1年間で図書館建設の寄付が集まり建設が完了しました!
お金だけでは無く、社員さんのお子さんが大切にしていた絵本をたくさんプレゼントしてくれ、カンボジアの図書館へ寄贈しました(^^)
今回の支援ツアーでは図書館の開館セレモニーと井戸掘りを行ったのですが、どちらも涙涙の感動的な場となりました。
更に更に村の農業を活性化させるための視察や調査など様々な取り組みを進めています!
カンボジアだけではなく、世界中で貧困に苦しむ方々が何億人もおられます。1分間に1人が飢餓で命を落とす時代です。
東日本大震災や熊本地震でも感じましたが、今日も無事に生活ができている自分たちだからこそ出来ること、救える命がたくさんあります。
今後もUEは様々な支援活動を続けるので、活動に興味のある方、自分もなにかしてみたいと感じた方、いつでも気軽にご連絡をくださいね(^^)
2018年もより良い社会をつくるために、良心の輪を広げていきましょう!