朝倉より感謝のお便り

20177月に発生した九州北部豪雨災害。

ユナイテッドアースが拠点を構えた朝倉から徒歩1分ほどの距離にある桂川に、我々が最も記憶に残る支援先があります。

それが、半田さんという農家さんです。

7月5日から6日にかけて降り続いた大雨。半田さんのお宅は床下浸水の被害に遭われ、災害発生当時は想像を絶するほど凄まじい状況でした。

ユナイテッドアースの拠点を置いている宮野地区須川区には35世帯ありますが、その中で唯一被害に遭われたのが半田さんのお宅です。筑後川へと流れる桂川が氾濫し、川添いのビニルハウスを直撃。ハウス6棟と畑は全て土砂で埋まり全壊。

そんな絶望的な状況の中でも半田さんは農業をあきらめず、奥様と二人で夏の日差しが照りつける中、毎日重機と人力で作業されていました。

そんな折、ユナイテッドアースの朝倉事務所に半田さんからなんとか農業復旧に向けた支援をお願いしたいとの相談があり、ユナイテッドアースとしてサポートを開始。朝倉の中では最も多くの人数と日数をかけた現場でもありました。

そんな半田さんより、ユナイテッドアース事務局へ届いた感謝のお手紙と復旧したハウスの写真。あの豪雨災害のときは、どこまで復旧できるか半田さんも不安だったと思います。でも、全国から駆けつけた仲間のチカラが合わさった結果、農業をあきらめずに再開できている今があります。一生懸命作業してくれた全国ボランティアのみなさん、本当にありがとうございました!!!