同志社大学・ソーシャルイノベーションコース10周年記念フォーラム

2017年11月23日(祝)、 同志社大学 志高館で開催された「ソーシャルイノベーションコース10周年記念フォーラム」に参加してきました!

社会課題を解決するキーワードとして近年注目を集めるソーシャル・イノベーション。今、日本社会に目を向けると、少子高齢化に伴う地方の疲弊、産業の低迷、貧困の連鎖。世界に目を向けても、本格化する資源や食糧、人口問題など地球規模の危機を前に人類は大きな岐路に立っています。そんな中、持続可能な社会を目指す民によるソーシャル・イノベーションが世界各地で拡がり続け、そのうねりは新しい時代の幕開けを予感させています。

同志社大学のソーシャルイノベーションコースは、2006年に設立された国内唯一のソーシャルイノベーション大学院で、これまでNPOリーダーや社会起業家、ソーシャル・イノベーションの研究者などが多数輩出されています。

<同志社大学・ソーシャル・イノベーションコース>

http://sosei-si.doshisha.ac.jp/

社会的にも大変意義のある取組みをされている大学院10周年記念フォーラムには、ソーシャルビジネスを研究・実践されておられる経営者や大学教授をはじめ、社会貢献に関心のある一般の方など100名の方が参加され、ソーシャル・イノベーションに対する関心の高さを実感する時間となりました!

当日はソーシャルイノベーションコースの教授であり、UEカフェをはじめユナイテッドアースをいつもサポートして下さっている今里滋先生をはじめ、教員・修了生・院生が一同に揃い10年間の研究と実践の成果と未来について熱く語り、「市民レベルから社会を変革していく」「日本の学校教育自体のイノベーションが必要」「地方自治体との連携が重要」という言葉が並び、会場の皆様と未来のあり方について考える貴重な機会となりました。

さらに、今里先生がこれからの10年に期待することとして「海外には、低学年からソーシャルイノベーションについて学んでいる国がある。学生がソーシャルイノベーションを身近に捉えて議論し、取り組むということはとても大切。これからソーシャルイノベーションがもっと身近になってほしいというお話がとても印象的でした。

社会変革の大きなターニングポイントを迎える課題先進国の日本において、ソーシャルビジネスの重要性はより高まっていくと思います!ユナイテッドアースでは、今後も次世代のソーシャルイノベーターを輩出すべく、人材育成にもより一層チカラを入れていきます